about

Nature/Wildlife Photographer

永井 秀和
1978年2月21日生まれ。
千葉県船橋市出身。

ある写真家との出会いで写真の世界にのめり込んでいく。

今は世界の景色を見ずには死ねないという思から、

’’地球の鼓動’’をテーマに精進中

2023年初めての海外撮影地でアイスランドへ渡航。

その時切り撮った写真がWPC 2025(World Photographic Cup)

Nature/Wildlife 部門の日本代表フォトグラファーに選ばれる。

だが、

ファイナリストのメンバーに自分の名前は無かった。

時間と共に悔しさが込み上げてくる。

悔しくて堪らなかった…

日本代表に選ばれた人達の殆どは写真を生業にしている。

このままではいけない思った。

数日間真剣に考え、

同じ土俵に立ってやろうじゃないかと思った。

世界で戦えたのだ!!肩を並べられたのだ!!

その事実が僕を突き動かしたのかもしれない。

そして、

僕はいつしか抱くようになった夢でもあるプロの写真家になると言う決意をする事にした。

この時点で僕の年齢は46歳。

家庭もあり子供もいる。

当然、今まで続けてきた仕事を

写真家になると決断したからと言って

直ぐに辞めることは出来ない。

大切な家族を路頭に迷わせる訳にはいかないからだ。

僕の師匠はいつも言っている。

「プロの写真家は地球の1番良い瞬間にその場にキチンといること」

今の仕事を続けながらそんな事が出来るのであろうか?

だからと言って、諦める事も出来ない。

じゃあ どうする?

両方やればいいじゃないか!?

WPCで選ばれたパフィンの作品は

正に1番良い瞬間にその場にいたから撮れたのだ‼️

中途半端と思われても構わない。

家庭を持ちながら40代後半になっても

今までの仕事を続けながら写真家になる夢を追い続けても良いんじゃないか?

そんな道があっても良いんじゃないか?

僕の夢は世界中を飛び回り世界中の写真を撮る事だ。

いつ死ぬか分からないし、

いつまで動けるか分からない。

僕には後どのくらいの時間が残っているのだろう?

自分が思っているほど残された時間は少ないんではないか?

そんな事を考えるとやりたい事をやらずに死んでいくのは嫌だと思った。

今からプロの写真家としてどこまで出来るのか正直分からない。

今からどれだけの国を回れるのかも正直分からない。

もっと言えば、1年に何回世界に飛び立てるのかさえ分からない。

だが、この思いは止められない。

止めたくない。

どうせ一回きりの人生なのだから...

残りの人生やりたいようにやってやろうじゃないか。

当面は今までの仕事を続けながら2足のわらじで活動していく事になる。

そしていつか胸をはって僕はプロの写真家だと言ってやろうじゃないか!!

あまり時間は残されてないかもしれないけど…

やるだけのことはやってみよう!!

そしてWPCだ。

世界のファイナリスト(トップ10)

⇒ ベストオブネイション賞(日本一の写真家の称号)

⇒ メダル獲得(世界一の称号金メダル)

これが取れれば少し師匠に近づく事が出来るかな…

さあ、大冒険の始まりだ!

永井 秀和