なんという事だろう
僕は今、
目の前で繰り広げられている光景に目を見開いていた。
その神々しさに
無意識に唾を呑み込み喉元を鳴らせた
それはあまりにも美しい自然現象だった
自然が見せてくれた
いや、
地球が見せてくれた
芸術作品
光が溢れんばかりに大空に広がっている
日の出直後の太陽光は
頭上にある雲の力を借りて
雲の隙間という力を借りて
力強い光を天に向かって放ち始めていた
その力強い光は今、
僕の目にハッキリと見えている
いく千もの光の筋が
いく千もの幸せの筋が
僕の目から目ん玉の奥へと入り込み
僕の脳を刺激する
そして一瞬に全身に伝わり
いとも容易く僕は幸福感に包まれた
幸せだなぁ〜
僕は思う
今日という朝を向かえられた事
誰か大切な人が傍にいてくれている事
今という2度とない瞬間を生きていられている事
そんな当たり前の事が頭の中を過ぎる
そうか!?
地球は
地球の作る芸術作品を通して
「忘れてはいけないよ」
「君は幸せなんだよ」
そんな事を
僕に教えてくれていたのかもしれない
「生きているだけで幸せ」
っか
僕はそんな言葉を呟き
いつまでも終わらない
地球の光のメッセージを眺め続けていた
はい、ではですね
ちょっとした物語をお話しさせて頂きました。
今回の物語はいかがだったでしょうか?
今回ご紹介する写真はですね
日の出直後に切り撮った写真になります。
直後っと言っても
この時は水平線上には雲があったので、
水平線から昇ってくる太陽ではなくて、
水平線上に見えている雲の上から昇ってくる日の出だったんで、
当初は、ちょっと残念な面持ちで日の出を見ていました。
ですけれどもね、
太陽が顔を出すと、
そんな事はすぐに忘れて撮影していたんですけれども。
太陽の全貌が雲から出てきて
数分経つと
上の空に光が差して
神がかった光景になっていきました。
これにはね
思わず目を見開くことになったんですが、
同時に夢中で写真も撮っていました。
今回はその時切り撮った一枚になります。
写真はですね、
縦構図で切り撮った縦の写真になっています。
写真全体の多くは空の部分が写っていますね。
9割以上は空の部分になっていて、
太陽の光が空高く広がっていっている様子が写っています。
太陽も写真には写っているんですが、
この写真では太陽は主役ではなく脇役なので、
写真の下の方に配置しました。
ですけれども、
太陽の光は強烈なので、その存在感は拭えませんし、
画角に写さないっていう選択肢もあったんですけれども、
光の広がる理由とか原因は太陽光がないと生まれないものなので、
脇役に徹してほしかった気持ちではいたんですけれども、
太陽を入れるとね〜
それなりの主張はやっぱりして来るなぁ〜って感じです。
そしてですね、
この写真に写る神々しい光なんですけれども、
太陽だけでは表現できない現象なんですね。
光の正体なんですが、
これは薄明光線っと呼ばれる現象になります。
これはですね、
説明不要かとも思いますが、
簡単に説明すると、
太陽光が雲の隙間から溢れ出た光
なんですね。
普段あまり形として目には見えない光が、
雲の力を借りると見えてくるんです。
これを薄明光線っと呼んだり、
光芒と呼んだりします。
今回ご紹介している写真は空の上に光が伸びていますが、
逆に地上の方に光が伸びていると、
地上に降り注いで見えたりもするので、
まるで天使が舞い降りてきているようだ
っという事で、
天使の階段なんて呼ばれ方もします。
なんかロマンチックですよね。
少し脱線しましたが、
今回ご紹介している写真には、
そのような神々しい光が空に広がっている様子が写っているという事です。
写真の下には海もほんの少しだけ写しています。
これはですね、
太陽光が海に反射してキラキラしてたんですね。
これがまた綺麗で、画角内に入れたかったっていうのが理由になっているんですが、
正直言うと、もっと海の占める部分を多く画角内に入れたかったんですね。
ですけれども、
この写真の主役は空に広がる光なので、
海を多く取り入れてしまうとバランスがどうしても取れなかったので、
このような構図の写真になったと言うことになります。
やっぱりね、
神々しさを出したかったので、
一番神々しさが出るように切り撮りたいじゃないですか?
そう考えた時の結果と言うことになりますかね。
欲を言えばね、
久々にだるま太陽を見たかったんですけど、
それを忘れさせてくれた光景でもありました。
この日は久しぶりに妻と一緒に撮影に行きまして、
一緒に行ったって言っても、
僕の妻は写真を撮る事には全く興味はないんで、
写真は撮らずに見ているだけなんですが、
夫婦でこのような光景を見られた事は本当に良かったですね。
2人で感動してました。
はい、ではですね、
今回は、神々しさ満点!?太陽と雲の織りなす光のハーモニーな写真の話
っと言う事で、
日の出の直後の空に広がった神々しい光の写真のお話をさせて頂きました。
この写真を撮った場所なんですが、
これは前回と同じ場所で、
千葉県勝浦市にある八幡岬公園という場所で切り撮った写真になります。
よ〜は、前回の続きですね。
前回は日の出前に切り撮った写真でしたが、
今回は日の出後の写真と言う事になります。
やっぱりね、
雲があると何かが起こりますし、
劇的な空模様にもなりますので、
空に雲がある時は期待してしまう今日この頃です。
はい、では今日はこの辺で終わろうと思います。